風疹について
風疹に注意しましょう
風しんは、風しんウイルスを原因とする感染症です。
季節的には、春から夏にかけて最も多く発生するといわれ、少数ではあるものの発生報告があります。感染予防のために十分気を付けてください。
○主な症状
潜伏期間は2~3週間です。
- 発疹
- 発熱
- リンパ節の腫れ など
※妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心臓病、白内障などの障がいがおこる「先天性風しん症候群」を発症することがあります。
○感染経路
患者の鼻やのどの分泌液中の風しんウイルスが、咳やくしゃみ等によって、周囲の人の鼻や口に入ることで感染します。
※発症(発疹)出現の数日前から5~7日後まで、感染力があります。
○予防方法
- できるだけ人込みを避け、外から帰ったら、手洗い・うがいをしましょう。
- 急に全身に発疹が表れたり発熱などの症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう。
- 医療機関受診の際は、マスクを着け、咳エチケットを守りましょう。
- 予防接種を受けましょう。特に、MR(麻しん・風しん)定期予防接種対象者の方は、確実に受けてください。 (定期予防接種の対象者以外は、任意の接種となります)
妊婦の方への感染を考慮して
特に
- 妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
- 10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者・妊娠する可能性の高い方)
- 産褥早期の女性の方
のうち、明らかに風しんにかかったことがある、予防接種を受けたことがある又は抗体が陽性であると確認できた方を除いた方については、任意での予防接種を受けることをご検討ください。なお妊娠中はワクチンの接種は受けられません。またワクチン接種後2ヵ月間は避妊しなければいけません。
お問い合わせ
保健福祉会館
電話:0596-58-8000