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玉城町

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柿のオーナー制度

このページでは玉城町の柿のオーナー制度を紹介しています。

JA伊勢 柿部会玉城支部

玉城町の柿産地としての歴史は比較的新しく、町内の柿園は昭和40年半ばまでは、各集落に点在する程度でありました。
しかし、昭和47年に第2次農業構造改善事業の導入により、町内蚊野地区の山林田畑を大規模に造成し、およそ28haの「前川次郎柿」の産地が形成されました。

その後も各地区で植栽が進み、現在では玉城町の全域で約60ha栽培されています。
例年、10月中旬から1ヶ月ほどの間に収穫され、秋を感じさせる代表的な果実として、名古屋市場を中心に出荷しています。
丹誠込め実った柿をお召し上がりいただき秋を満喫ください。また、農業を肌で体験できる「柿のオーナー制度」もあります。ぜひお申し込みください。

 

前川次郎柿とは・・・

玉城町のお隣、多気郡佐奈村(当時)の前川唯一氏が、昭和15年に、愛知県の種苗業者より購入した次郎柿の苗30本の中より、早生柿としての特性が認められる変異種が発見されました。
昭和27年には、県より甘柿の優良品種として選抜され、農林省命名登録出願の結果、昭和32年に登録第100号で「前川次郎」として認可されました。
果実の特徴として、外観は果頂部より四方に浅い溝があり、四角張っているが、見た目は非常に豊満な感じがする。果肉は黄紅色で種もほとんどなく、適度の歯ごたえがあり、糖度は16~17度あります。

 

栽培管理

栽培管理については、摘蕾・摘果・剪定など特に他産地と変わった管理はしていませんが、樹型は低樹高化の時代に添い比較的コンパクトであるといえます。また、もともと地力に恵まれない土壌が多いため、堆肥の投入による土づくりが熱心な農家により行われてきました。また、産地の中心が平坦地に広がる大規模造園であるためスピードスプレヤの普及が早く、省力防除体系の一翼を担っています。
さらに、平成3年から蚊野地区に柿の木のオーナー制度が導入され、現在約1haの面積に拡大しました。オーナーは県内をはじめ遠く京阪神からの希望者もあり、産地のPRや生産者と消費者の交流に一役かっています。

 

JA伊勢 玉城選果施設

 

JA伊勢 玉城選果施設外観

自動製函機

カラーグレーダー

 

箱送り込み装置

選果コンベア

 

 

柿のオーナー制度申し合わせ事項

1.契約条件

  • 1樹(1口)12,000円とし最低着果実量120果を保証する。もし、これに満たない場合、他樹より補填する。
  • 収穫開始以降は気象災害、鳥獣害その他による減収があってもこれを補填しない。
  • 栽培管理は園主が責任をもって行い、オーナーは収穫のみ行う。
  • 収穫期間(オーナー期間)を設ける。オーナーが収穫に来れない場合は、収穫労賃と送付経費を差し引いて柿を送付する。(具体的には20Kgの柿を送付)

2.契約方法

  • オーナー募集は定員に達し次第終了とする。
  • オーナー制度事務局(JA伊勢玉城支店営農販売課)はオーナーに対して、当選の通知と会費納入の案内を行う。
  • オーナーが指定期日までに会費を納入しない場合は、オーナーの権利放棄と見なす。
  • 事務局は会費を納入したオーナーに対して会員証、収穫案内書、オーナー樹見取り図等を送付する。
  • オーナー樹にはオーナー名を表示する。

3.収穫

  • 収穫には必ず、収穫ハサミを使用する。
  • 収穫ハサミは園主が保管する。(貸出時600円、返却500円)
  • 園主、事務局は故意や不注意によりオーナーが柿の木を損傷させた場合は一方的にその場で契約を解除できる。又評価額に応じて代償金を請求できる。
  • 柿園におけるオーナーの事故等に関しては、事務局、園主は一切責任を負わない。

 

お問い合わせ

JA伊勢玉城支店
TEL:0596-58-2155

お問い合わせ

産業振興課

電話:0596-58-8204

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