石仏庵が国史跡指定の答申を受けました
国の文化審議会は、令和7年12月19日(金)に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、史跡名勝天然記念物の指定等について、文部科学大臣に答申を行いました。その中で、玉城町原にある石仏庵(いしぶつあん)ほか2件(玉城町外)について、追加指定の答申が行われました。
石仏庵は、熊野参詣道伊勢路を構成する資産のひとつで、19世紀初頭に隠居寺として建立され、参詣道の南側には、西国三十三所霊場の本尊を模した観音石仏三十三体を祀る観音堂が配されました。現在でも観音堂、金毘羅堂が残り、地域の方々によって守られています。
熊野三山への巡礼の歴史を考える上で貴重な遺跡として評価され、今回指定が答申されました。
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