町並み散策(面影巡り)
玉城町には歴史を偲ぶ面影がたくさん残っています。
広泰寺/こうたいじ
文明18年(1486)玄虎禅師が開山しました。禅師は一休和尚と双璧と呼ばれた名僧で、伊勢の虎蔵主と呼ばれていました。
夏の座禅道場や精進料理、境内の秋の紅葉は有名です。
田宮寺/たみやじ
荒木田氏の草創といわれ、本堂には十体を超える仏像を所蔵していましたが、今は重要文化財の十一面観音2体を残すのみです。
山田寺/さんでんじ
寛文2年(1662年)再建後、獅子堂が建てられ雌雄一対の獅子頭が収められ、古い神事を継ぐ舞も、県の無形文化財に指定されています。
宮古石風呂/みやこいしぶろ
この神事は獅子舞神事を行う前に身を清めるために行われるもので、火で焼いた石の上に竹、むしろをおいて水をかけ、サウナのようにして入る行事です。県の民俗資料に指定されています。
弘法石/こうぼういし
国束山(くづかさん)麓、百瀬川の災害復旧工事において約200年ぶりに発見された巨石です。現在は引き揚げられ国束山登山道沿いに安置供養されています。
初瀬街道/はせかいどう
大和と伊勢を結ぶ最古の道。町の中心部でこの初瀬街道と、紀州からの熊野街道が合流し、伊勢神宮へと続いていました。玉城町はお伊勢参りの宿場町として大変賑わったと伝えられています。
熊野道 道標/くまのみち どうひょう
伊勢神宮へ参拝した後、熊野詣や西国三十三箇所巡礼へと旅立ったと言われています。その出立の地として田丸は栄え、祈りの道として聖地熊野を目指しました。
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